2013年8月24日土曜日

№2 1/8000 マクロス要塞艦 其の3







【途中経過】
ようやく塗装をすべて洗い流しました。
さすがに30年ものはなかなか頑固でしたが、溶剤入りのビニール袋で撹拌させたところ綺麗に剥がれました。

艦橋部分の形は色々な画像を参考にして形状変更しました。

艦橋下の胴体は、強攻型に変形する際、主砲部分と分離・回転する部分なので、周囲から独立したブロックに見えるよう、両サイドを切り離し、1ミリ高く、角ばった印象になるようにプラ板で作り直しました。

船首部分は先細りすぎるようなので、両サイドの三角形部分を削り取り、船首部分で2ミリ幅が広くなるようにプラ板を貼って加工します。

主砲から脚部にかけての部分も、本体と分離したときに空いた部分をプラ板やパテで裏打ちし、接合部分をパテ埋めしていきます。
さすがアリイ製、パーツの合いが悪いので、盛っては削り、盛っては削りの繰り返しで作業がなかなか進みません。

今回はここまで。



2013年8月13日火曜日

№2 1/8000 マクロス要塞艦 其の二


 【資料探しとパーツ分割】
マクロス要塞艦の資料を探しましたが殆ど見つかりませんでしたが、このキットの元デザインはキットの箱絵に印刷されている線画のようです。そうしてみるとこのキットのバランスは良いほうだと思います。
ですが、艦橋部分などは歪みがひどく、そのままでは使えないうえ、色々資料を漁ってみると、形状も異なっているようです。
本体の下面も未だに判然としません。
とりあえず、設定上変形することや塗装の塗り分けの手間を考えて、変形時に分離する部分でパーツを分割しました。

【本体部分】
変形した時に本体となる部分に艦橋部分がしっかりと収まるように接合部分を掘り込んでいきます。ついでにモールドもちまちまと掘り込んでいきます。非常に時間がかかる作業で、早くも投げ出しそうです。
完成するか疑問がわいてきました…。

取り敢えず、今回はここまで。








2013年8月7日水曜日

№2 1/8000 マクロス要塞艦 其の一

2体目の再生キットは、アリイ製の1/8000マクロス要塞艦です。
部品の欠品や折れもありますが2隻出てきました。一隻は何故か赤です。
このキットを作っていた番組放映中の1982年当時は、まだマクロス級二番艦の設定も無かったので、勝手に赤い二番艦を想像して塗り分けたような記憶があります。イマイ製の1/5000マクロス要塞艦の方が良くできていて、このアリイ製キットはあまり人気の無いキットだったのですが、意外と全体の形は良く、気に入って何隻も作ってました。

今回は、2隻出てきたうちの1隻を再生していきたいと思います。

現状は…かなり汚いです。合いの悪さもありますが、隙間だらけです。パテ埋めなど一切してありません。勿論、筆塗りでムラとはみ出しだらけのうえ、箱絵に影響されたのかウェザリングがしてありまが、只々汚いです…。
このキットの説明書には間違いが多いようで、ダイダロスの艦橋をマクロスのブリッジ前に接着するよう誤指定されているそうです。
当時、中学生だった私は何の疑問も感じずに素直に接着してました…。


ともかく、パーツを分解できるだけ分解していきます。
パーツの合いの悪さも手伝って、ほぼ完全に部品の状態に戻せました。
ここから徐々に汚い塗装をはがしていこうと思います。

ネットでマクロスの画像を探しながらキットを色々な角度から眺めてみました。
改めて見ると形状が謎な部分がありますので、この辺りは一緒に出てきたイマイ製のマクロス強攻型と整合しながら進めていく予定です。
取り敢えず今回はここまで。










2013年8月4日日曜日

№1 1/144 ドラグナー 其の6

【塗装】
塗装に入ります。
ボディの基本色になる白色は、航空機をイメージしてタミヤカラーのインシグニアホワイト(アメリカ海軍機の下面色) にしました。
昔はハンドピースを使っていましたが、予算の都合で缶スプレーと筆塗りで仕上げます。

今回、基本色の白以外は近所の量販店でも手に入るアクリル塗料を使いました。
以前使っていたラッカー塗料とは伸びや乾燥具合がかなり違ううえ、久しぶりの筆塗りで勘が戻るまで色むら・はみ出しばかりで補修の連続です。かなり悪戦苦闘しました。

墨入れは、以前、息子にMGガンダムを作ってとせがまれた時に買ったスミ入れ用ガンダムマーカーが残っていたので、これを使いました。お手軽です。

一応完成です。あちこちにアラだらけですが、いつまでたっても作業が終わりそうにないので大目に見ます。
股関節や腰関節を新たに作ったので、元キットよりかなり可動範囲が広がり、踏ん張りも利くようになりました。



元キットとの比較です。
大きな変更は胸部インテークの形状変更、股関節の追加と太腿の延長、肩アーマーのボリュームアップといったところです。脚がハの字に開くだけでずいぶんと格好良くなりました。



ドラグナーは脈々と続いたサンライズのリアルロボット路線に一時期終止符を打った番組だったそうですが、胸部の大きな逆三角形(設定上の地球連合マーク)や派手なマーキングは、ダイターン3のようなヒーローロボットを彷彿とさせます。
放送当時、このキットを作り始めた時も胸のマークにかなり違和感があったので、胸部インテークを小さくして逆三角形をなるべく小さくしようと改造していましたが、今回、キットを復活させるにあたり、以前の発想とは反対に、逆三角マークを箱のようなボディから前方に突き出させることで尖った印象を出すようにしました。

所要日数約1か月半で、ようやく1体完成しました。