2022年8月7日日曜日

№5 1/144 ディルファム その3


仕事が忙しくなってきたので作業はゆっくりです

【股関節】
股関節はジャンクパーツから探してきたボールジョイントを組み込みました。
これで踏ん張りの効いた立ちポーズが決めれます。





【前腕と肘関節】
前腕は設定画や劇中の姿を見る限り、肘に向かって窄んでいくのですが、キットはゴン太です。しかし設定画に近づけると肘関節部のゆとりが無くなってしまうので、少しの幅詰めと2㎜の延長で近づけることにしました。
肘関節は丸い関節部分を一旦切り取り、後ハメできるように加工しました。

肘関節を一旦切り取り
肘関節を埋め込むように部分的に幅詰め
肘関節の下半分をプラ板でブリッジして
新しい後ハメ用の軸を作りました
腕の長さは良い感じ

 【肩関節】
肩関節はポリキャップの劣化によりユルユルになっていたので作り直すことにしました。
ついでに、迫り出し機構も組み込んでみることにしました。

5㎜角棒から関節パーツを削り出しで作っていきます。
ディルファムの肩ブロックは装甲も何も無い、ただの四角いブロックなので関節を隠すことができません。なので、勝手に関節ブロックのようなものを設定して作業していきます。
勿論、図面無しの現物合わせです。

肩ブロックと関節軸

左右分を作ります
胴体側の受けは元のポリキャップを流用です。
受け軸の位置を肩関節迫り出しのため前方にずらします。
ついでに首の後ハメ用に余ったポリキャップを埋め込んでおきました。

ポリキャップを胸側へ移設

ついでに首の軸受けとなるポリキャップも仕込みます


肩関節ブロックを組んでみます。いい感じです。


【上腕と肩】
上腕も前腕同様に2㎜の延長。腕全体を長くしてディルファム特有の巨人感をだします。
ディルファムの肩と上腕のつなぎ目は斜めになっています。デザインとしてはとても良いのですが、上腕の回転軸が斜めになっている所為で上腕をロールした時に不自然な隙間ができてしまいます。
ここを元デザインのままで何とかしたかったのですが、どうにも良いアイデアが出なかったので、回転軸を上腕の付け根から少し下に作りなおすことにしました。
後から、肘関節の上にロール軸を設ければ良かったと後悔しました。
肩は作った肩関節ブロックがそのまま収まるように元パーツを加工して接着します。
肩は90度上げられるように加工

上腕のロール軸を下にずらしてます

肩の回転軸は肩を90度上げれるよう少し高めの位置にずらしています。
胸を張ったり・・

狭めたりができるようになりました

本体のおおまかな工作は終了。残るは背中・・

肩と上腕が完成しました。
首は少し短くするつもりでしたが、関節分だけ肩幅が広くなったのでそのままにしておきました。

さて、この後は最大の難問となる背部が残っています。

この背部カバーの開閉軸をどうするか思案中です。
では、今回はここまで。








0 件のコメント:

コメントを投稿