2020年9月6日日曜日

1/144 ゲルフ(機甲戦記ドラグナー) 其の3

 【胴体部】
胴体部の左前面下がりを解消するためエポキシパテを薄く盛り整形。
前面の逆台形も左右が揃うように整形します。以前は左右が歪んでいたのをスジボリと塗装で誤魔化していたのですが、今回はセンターを出してから板状に伸ばしたエポキシパテを湿布のように貼り付け、左右の形状が揃うように整形し直しました。
メタルアーマーの装甲材は金属ではなく複合素材という設定なので、当時、バイクのカウルのような曲面を意識して作っていた覚えがあります。なのでそのイメージは壊さないようにできるだけ曲面構成を守って整形しました。



それでも少しいびつになるので詳細にチェックしていると、元キットの胴体を切ったり詰めたり、幅増ししたりと、あれこれ繰り返した結果、胴体上部と下部、背中のバックパック部の位置に少しずつ歪みがあることが分かりました。
これを補修するとなると全体改修に及ぶので、ここは自分の歴史遺産と割り切って正面からの見た目を整えることにしました。

【腰部装甲】
腰の装甲(スカート)部分は腰関節と接する部分を平らにしてから左右の長さや表面の凹凸を均しました。元のバキュームフォーム製パーツに厚みが有ったので削っても穴が空くことなく、整形だけでそれなりに整いましたが、この部分も完全に歪みを直すことはできませんでした。過去の反省を残しておくことにします。


この後、胴体やスカートはキズ消しとスジボリをする予定です。

今回はここまで。次回は一番の補修箇所となる膝関節の予定です。

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