再生4体目は、1987年2月から翌年1月まで放映されていた「機甲戦記ドラグナー」に登場するギガノス帝国軍のメタルアーマー「ゲルフ」(バンダイ製 1/144)です。
これは番組放送当時の1987年、私が高校生の時に製作したもので、番組が後半に入った同年9月に登場したゲルポック少佐の搭乗機をイメージしたものです。
キャラクターもののプラモデルは番組放映前から設定画や準備稿を基に金型が作られるので、バンダイ製キットはすべて設定画寄りのデザインで作られていました。
これはこれでよくできていたのですが、機甲戦記ドラグナーは設定画と作画のデザインが大きく異なっていて、劇中のイメージでプラモデルを作ると形が全然違い愕然となる問題が巷で発生してました。
これはこれでよくできていたのですが、機甲戦記ドラグナーは設定画と作画のデザインが大きく異なっていて、劇中のイメージでプラモデルを作ると形が全然違い愕然となる問題が巷で発生してました。
ゲルポック隊は劇中でたったの2話しか登場せず、しかも設定画とは異なり等身が高く腕や脚が長い独特のスタイルで画面内を所狭しと活躍していたので、キットを基に作成を始めたもののイメージ通りに作り進めると殆どのパーツを手直しするか作り変える必要があったので、最終的には4か月くらいかけてのセミスクラッチとなりました。
その甲斐あって、バンダイが当時発刊していたB-CLUBという雑誌の読者投稿欄で製作記事付きで掲載していただき、高校最後の思い出となりましたが、このゲルフの制作をもって私は模型作りを約30年間中断することになりました。当時は就職とかいろいろ忙しかったですからね。
製作から約30年を経て実家からサルベージしてきたときには埃だらけで、ところどころパーツが折れたり欠品したりの状態でしたが思いのほか原型を留めていました。
しかいし改めて細かく見返すと、左右の均等がとれてなかったり勢いで作った部分があったりと気になる点が見えてきました。
ボディ前面のシンメトリが揃ってないです・・ |
マッフは片方のみ現存 |
コーキングガン後ろが欠損 |
パーツごとに分解して細かくチェックしていきます |
今回は壊れた部分を補いつつ、気になる部分を少し手直ししていきたいと思います。
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