2020年8月19日水曜日

YAMIYA スプレーワークペインティングブースⅡ購入

  普段は青空缶スプレー塗りと室内での筆塗りで済ませているのですが、青空塗装は天候に左右されるので、最近になって室内で作業を完了させたいと思うようになりました。

加えて、昨今はいろいろな器具が比較的安価で揃えられるようになり、エアブラシを導入した方が缶スプレー塗りよりもコストが抑えられるのでは?とも思うようになり、先だって勢いで13,000円程の中華製のコンプレッサー(エアブラシセット)を購入してしまいました。

しかし、室内でエアブラシを使うには塗装ブースなるものが必要なことが頭からぽっかりと抜けてしまっていたので使うことができませんでした。そこでいろいろと塗装ブースのことを調べ、自作が良いのか製品を買ったほうが良いのか悩んだ末にタミヤのスプレーワークペインティングブースⅡ(ツインファン)が良いなあという結論に至りました。

ですがこの製品、定価27,280円(税込み)で実売価格も25,000円程度と他社製品よりも高価。比較的値引きの良いAmazonやヨドバシでも18,700円くらいしており、加えてコロナの影響でなかなか入荷せず、入荷したかと思えば転売屋と思しき人たちが買いあさってしまう(酷い方は40,000円くらいで転売してるようです。そんなの買いませんけどね)のでタイミングを逃していました。

ところがです、Amazonを覗いていると16,731円という破格で販売されているではありませんか!。これならワンランク下のシングルファン型と殆ど変わらない価格。ただし商品説明では中古品となっていたので急いで調べました。販売者は「Amazonアウトレット」で、私は知らなかったのですが、Amazon基準で外箱が痛んで通常の商品としては販売できなかったり開封後返品となった品物をAmazonがアウトレット品として販売していたのです。今回は10個程度がアウトレット価格で販売されていました。
すると私がAmazonアウトレットのことを調べているうちに残り4個になったので慌てて購入。本日無事に手元に届きました。

外箱にはAmazonアウトレットの検品済みシールが貼られてました

さて品物はというと、やはり一部開封されているようで、外箱や内箱を留める梱包テープの一部が「Amazonアウトレット」のロゴ入りのものが貼り付けられていましたが、中身は新品。お得に購入することができました。




但し、開封してみるとすごく奥行きが深いので、使用するには置き場所を整えなければならず、部屋の不用品整理や模様替えを余儀なくされるため、まだ暫くは使えそうにありません。できるだけ早めに使えるようにしたいと思います。

2020年8月18日火曜日

1/144 ゲルフ(機甲戦記ドラグナー) 其の1

  再生4体目は、1987年2月から翌年1月まで放映されていた「機甲戦記ドラグナー」に登場するギガノス帝国軍のメタルアーマー「ゲルフ」(バンダイ製 1/144)です。

 

これは番組放送当時の1987年、私が高校生の時に製作したもので、番組が後半に入った同年9月に登場したゲルポック少佐の搭乗機をイメージしたものです。
キャラクターもののプラモデルは番組放映前から設定画や準備稿を基に金型が作られるので、バンダイ製キットはすべて設定画寄りのデザインで作られていました。
これはこれでよくできていたのですが、機甲戦記ドラグナーは設定画と作画のデザインが大きく異なっていて、劇中のイメージでプラモデルを作ると形が全然違い愕然となる問題が巷で発生してました。

ゲルポック隊は劇中でたったの2話しか登場せず、しかも設定画とは異なり等身が高く腕や脚が長い独特のスタイルで画面内を所狭しと活躍していたので、キットを基に作成を始めたもののイメージ通りに作り進めると殆どのパーツを手直しするか作り変える必要があったので、最終的には4か月くらいかけてのセミスクラッチとなりました。

その甲斐あって、バンダイが当時発刊していたB-CLUBという雑誌の読者投稿欄で製作記事付きで掲載していただき、高校最後の思い出となりましたが、このゲルフの制作をもって私は模型作りを約30年間中断することになりました。当時は就職とかいろいろ忙しかったですからね。

 製作から約30年を経て実家からサルベージしてきたときには埃だらけで、ところどころパーツが折れたり欠品したりの状態でしたが思いのほか原型を留めていました。

しかいし改めて細かく見返すと、左右の均等がとれてなかったり勢いで作った部分があったりと気になる点が見えてきました。

ボディ前面のシンメトリが揃ってないです・・

マッフは片方のみ現存

コーキングガン後ろが欠損

パーツごとに分解して細かくチェックしていきます

今回は壊れた部分を補いつつ、気になる部分を少し手直ししていきたいと思います。


2020年8月15日土曜日

RGM-79 ジムスナイパーカスタム 1/144 旧キット+HGUC版ジム 其の2

ジムスナイパーカスタムの続きです。


スジ彫りとプラ板でディテールの追加を終えたので、缶サフを吹いて下地を確認。
見えているようで見えていなかった部分を微調整です。ふくらはぎの二連スラスタ開口部形状が真四角で面白みが無かったので六角形に変更。元の設定画が少ないのと、カスタム機ということで、ある程度は自分の好き勝手にできるのが良いです。



続いて基本となる三色をタミヤラッカー塗料で塗り分け。
取説の色指定よりもグリーンが強くなるようにオリーブグリーンと呉海軍工廠グレイ、ガルグレーを使用。
指定色は少しカーキ寄りの緑ですが、このあたりは好みで




スラスタノズルはキットを薄く加工

塗装が乾燥するまでに、武器も製作。
キットのR-4ライフルはパイプの組み合わせのようなすっきりしたデザインなので、スジ彫りとプラ板で少しディティールアップ。


基本色の塗装が完了してから、どうしても腰のバスーカラッチが気になったので新規で作成。可動式にして後からバズーカを挟めるようにしました。
太腿もキットのままだとすっきりしすぎて太めに見えるので、スジ彫りを追加しました。


左が元パーツからの改造品、右が新規で作成したパーツ

 キットのデカールを貼り付けて、シルバー塗料で塗装ハゲを表現。
その後、薄めたエナメル塗料でウォッシングと墨入れ。仕上げにタミヤウェザリングマスターで汚しをして完成となりました。







箱絵風に加工してみました

今回は最近のキットを流用する手抜き作業でしたので、比較的短期間で完成しました。
塗装がまだまだ苦手なので練習にもなりましたが、まだまだ練習が必要です。