2020年7月25日土曜日

No.3 1/100 リガード(マクロス) 其の8

【塗装】
梅雨の長雨の間を縫って少しずつ塗装を進めました。

塗装はラッカー塗料の缶スプレーで下地を塗り、エナメル塗料で汚しを入れてました。
テレビアニメ版のリガードは白と水色ですが、今回も箱絵のイメージ色で塗り分けていきます。
使用したのはラッカー系塗料(タミヤ)のマットホワイト、ミディアムグレー、インターミディエイトブルー、NATOブラックの4色です。タミヤのエアーモデルスプレーはそのまま使える良い色が揃っているので気に入っています。
それぞれ塗り分けるパーツごとに分けて

4色で塗り分けました
基本色の塗り分けが終わったところで、希釈したエナメル塗料で墨入れと汚しをしていきます。このあたりは感覚で進めますが、雑になってしまいました。
墨入れ完了、少し汚い・・
今回は家庭用プリンターで作れる市販の転写シートを使ってマーキングデカールを作ってみました。ネットで調べると厚みが有って使えない等とシビアな意見が多いようですが、スケールモデルでもないので気にせず使ってみたところ、案外良い感じでした。
単純な形なので使い慣れているExcelで作画し印刷

手描きするよりきれいにできたので満足です
リガード アリイ製
リガード アリイ製1/100 完成
最後はタミヤのウェザリングマスターを使って汚しを追加。カメラ部分などに水性クリヤーレッドを塗って完成です。
 
リガード アリイ製1/100
リガード アリイ製1/100 正面
 
リガード アリイ製
リガード アリイ製1/100 側面

リガード アリイ製
リガード アリイ製1/100 背面

リガード アリイ製1/100
リガード アリイ製1/100 着座姿勢もできます
超時空要塞マクロスは1982年から1983年にかけてテレビ放映され、1984年に劇場版が公開されました。このキットはアリイが金型を改修した後期型のプラモデルで、確か劇場公開の前に発売されたものだと記憶しています。なのでこのキットを買って作った当時の私は中学生ですね。
 もちろん当時の本命はバルキリーやデストロイドなので、リガードはバルキリーを引き立たせるためのオマケでしかありませんでした。水色を塗っただけのキットを見ても、当時の私がリガードに全く興味が無かったことが分かります。
実際、テレビ画面で見てても弱いし格好悪いしで好きではなかったですが、改めてキットを改修しながら作ってみると、なんとも味の有るデザインに思えてくるところが不思議です。
リガード アリイ製 マクロス
リガード 改修前と改修後の比較 その1
以前に改修したマクロス要塞艦の時も思いましたが、とにかくアリイ製はパーツの合いが悪くて作り難い印象が強いものの、個々のパーツ自体は良い感じを出しているんですよね。最近のプラモデルは本当に作りも良くて改修する必要なんかないと思えるものも多いですが、物足りなさも感じます。その点、昔のキットは細かな部分を改修するだけでどんどん良くなっていく感じがして、元値300円とは思えないほど楽しませてもらいました。
やはりプラモデルはあくまでも作り手のための素材なのだと改めて実感しました。
リガード アリイ製 マクロス
リガード アリイ製1/100 改修前と改修後の比較 その2

2020年7月11日土曜日

RGM-79 ジムスナイパーカスタム 1/144 旧キット+HGUC版ジム 其の1

 梅雨の長雨の影響でリガードの塗装を進めることができません。
湿度が高くて塗膜が白曇りしそうなため、空いた時間で別のものを・・。

バンダイ製 1/144 MSVシリーズ RGM-79 ジムスナイパーカスタム
1/144 ジムスナイパーカスタム 旧キット

 数年前に買って、HGUC版のジムとのミキシングして作るつもりで放置していたところ、バンダイからHGのMSD版ジムスナイパーカスタムが発売されてしまいました。
HGのMSD版ジムスナイパーカスタム。
これではない・・・
このまま積んでしまって日の目を見るためことは無いかなとも思っていたのですが、HG版のデザインが余りにも細くて、MSV現役世代の私としては、旧キットのがっしりとしたふくらはぎが懐かしくなり、この機会に作ってみることにしました。
旧キット MSV版のジムスナイパーカスタム
これこれ!ジムスナイパーカスタムはこのイメージ!

 今回は設定どうこうとか関係なく、旧キットより少し格好良いジムスナイパーカスタムを作るという目的で製作を開始しており、HGUC版のジムを軸に旧キットのパーツを加工して被せていくというお手軽な手法でサクサクと作っています。

頭部のバイザーは頬を細目めに削って、少し男前に。
胸部は両肩の幅詰めや、前部装甲の傾斜角変更とそれに伴うコクピット部の新造でHGUC版ジムの腹部や腰部とのバランスを調整しています。
両肩幅詰め、ダクト部で3mm張り出し、コクピット部はプラバンで新規作成

バイザーは薄く削ってすっきりした顔立ちに

ボリュームあるふくらはぎはそのままで、脛から足首の装甲までを少し細くすることでHGUC版のジムの太腿と足首とのバランスをとりました。
足首の装甲は切り離して別パーツ化

膝関節はポリキャップ移植で後ハメ化

旧キットより脛側を少し細く変更

なるべく旧キットのイメージを残しつつ最低限の可動ができるように、上からバイザー、胸部、肩アーマー、バックパック、腰の冷却装置、下腿部分に旧キットのパーツを使用しています。
 ジムスナイパーカスタム

ジムスナイパーカスタム

ジムスナイパーカスタム

パーツを組んで全体のバランスをチェック。
この後、腰のマウントラッチや武器類など細かなパーツを作っていきます。
こちらも雨のため塗装は後日に持ち越しとなりそうです。
そのあたりはいつか「其の2」で