2020年4月23日木曜日

№3 1/100 リガード(マクロス) 其の4

前回に引き続きリガードの頭部(本体)を作っていきます。

【頭部03】
背面のディテールアップと溝彫りをします。
ハッチはひと回り大きく溝を掘り直し、凹モールド処理だった部分を立体的に

周囲に凹モールドを施します
砲塔の基部はキットから切り取ったものをベースに成形していましたが、どうもうまく形がまとまらないので、改めて8㎜丸パイプを芯にして新造します。
丸パイプを芯にして・・

エポキシパテで作り直し
周囲に溝を掘って完成
本体両側に付く推進機は、どうも形が違うので本体と噴射口で切り離し、それぞれ形を整えていきます。ここは熱核ロケットエンジンという設定ですね。キットだと噴射口の形状は四角ですが、設定画だと丸い感じもします。
私的には丸い方がイメージに合う感じなので、ここは丸型に成形していきます
これを・・

こうして・・
こうなりました
厚みも少し足りない感じなので2㎜ほど厚くします。
推進機周囲にある6個の四角いモールドは、キットのままだと単なる筋彫りで表現されています。設定では凸モールドなので、ここもエポキシパテで成形。
全体的にボリュームが増した感じになりました

頭頂部の砲塔は正円ですが、好みで少し楕円に変更


途中段階ですが、それぞれのパーツを合わせてバランスを確認・・


キットは金型抜きの関係か全体的に薄っぺらい感じだったのですが、立体感が出てきましたので、ここからは全体の粗を整えていきます。
推進機の反対側は複製する予定です。

今回はここまで

2020年4月3日金曜日

№3 1/100 リガード(マクロス) 其の3

前回の更新が2015年1月。制作を中断してからなんと5年2か月・・。
この間、私生活や仕事のことでいろいろと面倒なことがあり、模型を作るどころではなかったので、正直諦めようと思ったのですが、実はリガードの次にどうしても再製作したい物があるので、そのためにはリガードを未完成のまま放置するわけにはいかない、ということで何とか再開することにしました。

リガードは、前回の状態のままパーツをジップロックに入れて保管していたのですが、やはりプラスチックが弱くなっているためか、折れや細かなヒビ割れが出ていました。

膝関節を固定にするか、可動にするかで大きく作業の内容が変わるので、その辺は未だ決めかねていますが、とりあえず頭部(本体)部分から作業を再開していくことにします。

【頭部02】
下部のレーザー砲基部をエポキシパテで成形

取り敢えず隙間埋めのパテ盛りと、本体前面下部のレーザー砲基部をエポキシパテで成形し、本体前面上部のビーム砲基部を、切り取った元パーツを芯にして成形していきます。
キットは砲塔の基部が貧弱で正面を向きすぎなのですよね。現代のスライド金型技術ならまだしも、当時の金型成形では、この辺りを一度に抜くことは難しかったのだと思います。

パテを塗り塗り、、乾燥を待ちます
頭頂部のレーザー砲基台は、後の作業効率化のため一度切り離します。


さて、リガードは自分の中でイメージが固まっていないところがあるので、この先、行き当たりばったりの作業が続く予定です。